根固めブロック 床張りブロックとストーンブロックの違いと施工方法
製品トピックス
根固めブロック 床張りブロックとストーンブロックの違いと施工方法
2016/09/23
郡家コンクリートは、河川の根固め工事や護床工事に使用できる根固めブロックの製造、販売を行っています。
①ブロックと間詰めコンクリートを一体化することで、河床を強固に守ることができ、1個あたり64kgと軽量で扱いやすい形状の『床張りブロック』
⇒【根固めブロック 床張りブロックの製品紹介ページはこちら】
②製品重量が0.5t〜4tで、製品同士を連結することでガッチリと河床を守る日建工学株式会社様の連結ブロック『ストーンブロック』
同じ根固めブロックでも、特長、施工方法が異なります!
★☆根固めブロックとは
堤防や護岸ブロックの水面(河床)下にある基礎工の前面は非常に洗掘されやすくなっています。
基礎工上部の土砂(河床)が洗掘・浸食されると、護岸ブロックや堤防本体の破壊の原因となってしまいます。
そこで、基礎工周りの洗掘を防止するために設置されるのが「根固めブロック」です。
また、その工事のことを「根固め工」といいます。
ブロックを設置することで、河床洗掘を防止し、危険な決壊を防ぐことができます。
◆根固めブロック 床張りブロックとストーンブロックの比較
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床張りブロック |
ストーンブロック |
重量 |
64kg |
480kg〜4095kg |
寸法 |
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<0.5t 突型> |
特長 |
①中空部の中詰め栗石(砕石)により、河川の浄化及び生物の生息を促進 ②表面に突起のある構造なので粗度効果により、流水のエネルギーを減少 ③ブロックの連結部に、間詰コンクリートを打設し結合されるので、一体化された構造 ④施工が容易で、特に山間部においては、小型車運搬等の現場条件に適応した施工が可能
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①多様な規格と種類 使用目的に応じた質量及び形式が選択可能 ②高い安定性 重心が低く、波や流れに対して安定している ブロックに設けた円孔は、水がしみこんだダムや土砂からの圧力(揚圧力)を軽減 ③連繋性のいい配列方法 かみ合わせ配列はブロックの凹凸部がかみ合うので連繋性に優れている ④減勢効果が高い 突型の被覆工は、突起部が交錯するため波や流れの遡上を減勢 ⑤平打ちのためコンクリートが打ちやすく、型枠面積が小さいので経済性に優れている ⑥護岸ブロックの水理特性値証明書取得(護性証第088号) |
施工方法 |
①河床を所定の勾配に整地する ②ブロックをクレーンで吊り上げ、河床に敷設する ③ブロック空隙に中詰栗石を充填し、間詰コンクリートを打設する
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<かみ合わせ配列>
<突き合わせ配列> ※目地間隔は、0.05×L(m)を標準としますが、規格及び現場状況に応じて変更する場合があります。 ※波浪が作用する斜面上の施工については、法長方向の目地間隔は原則として設けません。 ※挿入鉄筋を連結金具で連結し、より強固にすることもできます(基本的には突き合わせ工法に対応していますが、かみ合わせ工法にも使用可能です) |
しっかりと河床を守るコンクリートブロックの「床張りブロック」「ストーンブロック」を是非ご検討下さい!
※構造図のCADデータが必要な場合はお気軽にご連絡下さい。
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